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Monday, January 10, 2022

低気圧が度々発達 強い寒気流入 太平洋側にも影響 雪の強まりに注意・警戒(気象予報士 白石 圭子 2022年01月10日) - tenki.jp

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12日は、発達した低気圧は北海道付近に進む見込みです。14日頃にかけて、日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。日本海側を中心に雪が降る見込みです。
この期間、雪が強まることがあり、注意、警戒が必要です。12日は、北海道の太平洋側でも、低気圧の影響で雪が降り、降り方が強まるでしょう。湿った重い雪で、電線に着雪すると、停電が発生することがありますので、懐中電灯の準備や携帯電話の充電などしておくとよいでしょう。
13日から14日にかけて、上空5500メートル付近で、マイナス36℃以下の寒気が、北陸付近を中心に流れ込む見込みです。平地で大雪の目安の寒気です。特に北陸付近では、雪雲が発達するでしょう。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が顕在化し、北陸付近にかかる可能性もあります。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)とは、シベリア大陸から流れ込んだ冷たい風が、朝鮮半島北部に位置する長白山脈によって、いったん二分されたのち、風下である日本海で再び合流することによってできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。この発達した雪雲は、次第に南へ下がり、山陰の平地にもかかることがあるでしょう。山陰でも大雪になることが考えられます。
雪雲は太平洋側にも流れ込む見込みです。関東南部の平野なども雪が舞うことがあるかもしれません。

12日から14日頃にかけて、日本付近は季節風が強まります。北海道から北陸を中心に暴風が吹き、暴風雪の恐れもあります。猛ふぶきや大雪により交通に影響が出る可能性があります。最新の気象情報を確認し、車の運転などは無理をしないでください。

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