福岡県篠栗町で昨年4月、男児=当時(5つ)=を餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで母親(39)とともに逮捕された知人の無職赤堀恵美子容疑者(48)が、一家に食事制限を指示し「監視カメラで見張っている」などと話していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。
母親は碇利恵容疑者で、死亡の男児は翔士郎ちゃん。
県警によると、碇容疑者は容疑を認めているが、赤堀容疑者は「食を支配したことはない」と否認している。
捜査関係者によると、赤堀容疑者は碇容疑者に「夫が浮気している」とうそを言い、離婚訴訟や浮気調査の費用名目で生活保護費や児童手当を詐取。「子どもが太っていたら夫との裁判で養育費や慰謝料が取れない」とも話していたという。
共通の知人を架空の「ボス」と位置付け「ボスが食べ過ぎと言っている。監視カメラで見張っている」などと言い、食事量を制限。一家は赤堀容疑者が差し入れた少量の食事を分け合っていた。碇容疑者は夫と離婚。一家は事件当時、翔士郎ちゃんと兄2人の計4人暮らしで、全員が低栄養状態だったとみられる。(共同)
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