福島市は六日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した市内陣場町の飲食店「すなっく彩(さい)」での感染者に関係し、新たに十人の感染が確認されたと発表した。このうち五人は、先に陽性が判明した店利用者の勤務先の同僚で、市は県内十五例目のクラスターに発展したとみている。県は同日、五日判明分の二人の新型コロナ感染確認を発表し、県内の感染者の累計は五百四十人となった。 福島市によると、六日に陽性が判明した十人は市内の三十~六十代の男女七人と、福島市外の二十~六十代の男女三人。内訳は、店利用者の勤務先である市内の会社の従業員が五人、店の利用者で新たに三人、先に陽性が判明した従業員の濃厚接触者で二人となっている。 クラスターが発生した会社には六日判明の五人に加え、四日までに陽性が判明した利用者三人と接触者一人も働いており社内の感染者は計九人となった。市は、店の利用者が職場で感染を広げた可能性が高いとみている。
県が発表した二人は二本松市の六十代無職女性と福島市の四十代会社員女性。二本松市の六十代女性は二日に感染が確認された、すなっく彩従業員の同市の六十代男性の濃厚接触者だった。福島市の四十代女性は現時点で感染経路不明で、一日に頭痛の症状が出た。 福島市発表の十人の症状は軽症か無症状で、県発表の二人は軽症。十二人は県内の医療機関に入院中または入院予定。 ■福島県内2人退院 新型コロナウイルスによる入院者二人が五日、県内の医療機関を退院した。県が六日、発表した。五日現在の入院者は六十三人で、このうち五人が重症となっている。
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