10月1日午前3時から配信されたGoogleさんのハードウェア発表動画「Launch Night In」、見ましたか? 30分とコンパクトにまとまっていて、演出もそれなりで楽しめました。発表されたハードウェアは予告通り2台のPixelと、前回のGoogleさんで予想したものだけでしたが、カメラアプリの新機能紹介などもありました。
発表されたものについてはだいたい個別の記事で紹介済みなので、今回のGoogleさんはそれらの記事へのリンクを貼りつつ、イベントそのものと、個別記事からはみ出た情報についてまとめてみます。
前回も書きましたが、「Night In」というのはおうちのカウチでポテチとか食べながらみんなでまったりテレビや音楽や会話を楽しむ、というような意味です。コロナ禍で外で楽しめない今、おうちで楽しむための、テレビにつなぐChromecastや音質にこだわった新しいスマートスピーカーを発表するということで、そういうコンセプトにしたのでしょう。
米国メディアには、このイベントを楽しむためのキット(マグカップやスナック、Googleロゴのソックスなどの詰め合わせ)が事前に届いたそうです(米国では午前中の配信なのに)。いいなー。
毎年10月の「Made by Google」イベントを取り仕切ってきたハードウェア責任者のリック・オステルロー上級副社長も、今回はリビング(のセット)のカウチに座ってのご挨拶。
「お菓子を食べて、くつろぎながら新製品ラインアップのお披露目を楽しんでください」とオステルローさんが最初の言葉を述べると、彼のPixel 5にAndroidやChrome担当上級副社長のヒロシ・ロックハイマーさんからのメッセージが届くという演出。
Google TVと一緒に使うChromecast
「Chromecast with Google TV」。これが新しいChromecastの名前です。これまでのChromecastと違い、Google TVの操作ができるのです。Google TVは、Apple TVやAmazonのFire TVに相当するテレビ画面に表示するプラットフォーム。YouTubeはもちろん、仲直りしたAmazonのプライムビデオやNetflix、Disney+(!)、Huluなどのストリーミングサービス(Apple TV+はない)や、ゲームストリームサービス「Stadia」、Nestのホームセキュリティカメラなど、いろんなものへの入口になっています。
あまりにもいろんなコンテンツがあって、選ぶのも大変。でも、検索とお勧めはGoogleさんの得意技なんでした。ChromecastのリモコンのGoogleアシスタントボタンを押して音声で検索したり、AIがお勧めコンテンツを「For You」で提案したり、自分で後で見たいコンテンツはウォッチリストに入れておいたりできます。「あなた好みのエンターテインメントをお届けするキュレーターだと思ってください」だそうです。
日本での発売時期などは不明ですが、いつかは発売するらしいです。うちのAndroid TVのリモコンはものすごく使いにくいですが、このリモコンはちょっと良さそう。個別記事もどうぞ。
Chromecast with Google TVの紹介の最後には、Google TVで視聴できるサービスの1つ「YouTube TV」(ややこしい)の紹介もありました。とにかくたくさんのCATV局の番組が見られるということを、有名ラッパーのマック・リーサルに局名を早口に言わせることで表現しました(YouTube TVは米国のみのサービス)。
Google Nest Audio
既にNest Miniが2台、Nest HubとNest Hub Maxもある(AppleのHomePodまである)狭い我が家には、もう新たなスマスピが入る余地はない(トイレとかお風呂とかに置くというのもありですが)ので、正直なところあまり興味がわかなかったんですが、「Google Nest Audio」は、Googleのスマスピの初代であるGoogle Homeの後継モデルです。先代とは似ても似つかず、音質も飛躍的に良くなっているようなのですが、音質は実際に聴いてみないことにはなんとも。(個別記事はこちら)
そこでGoogleさんはNest Audioの紹介コーナーで、耳が良さそうで誠実そうなアーティスト、マーク・ロンソンを抜擢。自分の曲をNest Audioで再生したロンソンが「録音した意図どおりに立体的に聴こえるね」と言うのでした。
さらに、部屋がたくさんある家で部屋ごとにNest Audioを置いて同時に曲を流す様子を、天才少年ドラマーのジャスティン・ウィルソン2世とそのお父さんのパフォーマンスで紹介。
その流れで「YouTube Music」も紹介します。これにはなんと、セレーナ・ゴメスを採用。「YouTube Musicは皆さんのために作られた7千万曲以上の曲が楽しめる公式音楽アプリです」と言ってます。プレイリスト共有などの機能を上手にまとめて紹介しています。
その後、11月に世界のアーティスト(メイベル、エラ・マイ、ベニー、そして日本からはポルカドットスティングレイの雫)などが自宅からセッションする「Nest Audio Sessions」を提供するという予告。
Pixel 4a (5G) とPixel 5
Pixel 4a (5G) は5Gが()付きなところが予想と違いましたが、スペックはほぼ予想通りでした。Pixel 4a、Pixel 4a (5G) 、Pixel 4、Pixel 5の比較表を作ってみました。
こうしてみると、Pixel 4a (5G) の立ち位置が微妙な感じです。モデル名から単に4aが5Gに対応したのかと思いきや、サイズが大きくなってるし、カメラの構成はPixel 5と同じだし。
Googleさんいわく、aシリーズはPixelの高機能をなるべくお手頃に提供するためのもの、という説明。Pixel 5a、Pixel 6があるなら、その段階でラインアップを整理整頓してもらいたいところ。Pixel 4aの売れ行きはPixel 3aより好調だとも言ってました。
個人的にはPixel 5がPixel 4(128GB)より3万円近く安いのが嬉しい。メモリが2GB増えるのも、指紋認証に戻ったのも嬉しい(マスクしてるので)。10グラム軽くなったし、バッテリーは4000mAhだし。(5G対応は当面、環境が整わないので特には嬉しくない。)プロセッサがハイエンドじゃなくても、Soliがなくなっても、両方それほど使っていなかったから気にしない。カラバリが2色しかないのはちょっと残念ですが。Sorta Sage(セージっぽい色)は写真で再現するのが難しそうな緑なので、実物を見てからこれか黒かを選びたいところです。
スマートフォンは、おうちカウチからちょっと外れそうですが、そこは「離れている人とはDuoで話そう」という流れでつなげます。そして、Stadiaの紹介。Stadiaは5Gでこそ快適にプレイできます、と。(新Pixelの個別記事はこちら。)
新しい「カメラ」アプリの機能
さらに、Pixelは安くはなったけど、カメラでは手を抜いてないよ、という説明。背面のウルトラワイドレンズ(Pixel 4の2台目は望遠だった)のおかげでHDR+がぐっとよくなり、画角も広くなります。
カメラアプリの機能として、ポートレートモード+夜景モードが使えるようになり(つまり暗いところでもボケさせられる)、
ポートレートモードには「Portrait Light」という機能を追加。AIによるライティングで、逆光でもきれいなポートレートを撮影できるそうです。このライティングはAIなので、昔撮影した写真にも使えます。
動画撮影にも新機能が。ロック、アクティブ、シネマティックという3種類のスタビライザーです。
その他、Pixelについての細かい話(結構面白い話もありますが長くなってきたので省略)があった後、屋外でPixel 4a (5G) を使ってStadiaの最新ゲームを楽しむゲーマー、Dashie Gamesが登場し、最後はオステルローさんのリビング(のセット)に戻り、まとめて終了でした。
30分でもなかなか中身ぎっちりの動画です。録画はYouTubeで公開されています。設定で日本語字幕も表示できます。
"ハードウェア" - Google ニュース
October 03, 2020 at 06:05AM
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Googleのくつろぎ製品パーティー「Launch Night In」はどんな様子だったのか - ITmedia
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