2020年9月14日 14:09 192
今年5月に「小説幻冬」(幻冬舎)でエッセイ連載「しばけるもんならしばきたい」をスタートさせた盛山。読書家でもなく、これまで文章の執筆で収入を得た経験もなかった。番組ではそんな盛山が次のエッセイ執筆のためテーマ探しに出る姿を追う。「文章に自信がないので、ただただくだらないことを一生懸命本気で書いているだけ」という盛山は何を目標として執筆に励んでいるのか。
「小説幻冬」副編集長の黒川氏は「言葉の選び方がすごく面白い」「『あたおか』など強い言葉を見出す力はすごくあるんだろうな」と見立てて盛山に声をかけた。エッセイの読者である先輩芸人の藤崎マーケット・トキは「嘘もなく、本当に面白いと思ったものを書き殴っている」と評価している。締め切り10日前、盛山は行きつけの喫茶店にいた。こうして締め切りに追われることを「カッコいい」と感じながら、この日はおじいさんの落書きをしただけで作業を終える。締め切りまであと4日、いまだにテーマが見つからない盛山が向かったのは、地元の大阪・堺市。気温38度超えの中、休憩で入った喫茶店でアイスコーヒーを一気飲みし、そのときの「快感」をテーマに書くと決めた。
締め切り前日、いつもの喫茶店にいた盛山はまだ一文字も書いていない。しばらくすると、ふと何かがひらめいたように手が動き始め、迷うことなくスマホを打ち続けた。書き始めてからおよそ35時間、原稿が完成。最後の大きな山場は担当編集者のチェックだ。修正会議を経て、どんな原稿が仕上がったのか。
OFLIFE
MBS 2020年9月15日(火)26:14~26:45
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「くだらないことを一生懸命本気で書くだけ」作家・見取り図盛山に密着、〆切前日まで0文字 - ナタリー
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