新型コロナウイルスに感染し、今月７日に退院したプロ野球・阪神の藤浪晋太郎投手が２３日、記者会見を開き、「熱やせきもなく、まさかという気持ちだった」と感染が判明したときの驚きを語りました。
阪神の藤浪投手は、先月２６日に外野手の伊藤隼太選手とキャッチャーの長坂拳弥選手とともにプロ野球界で初めて新型コロナウイルスに感染していることが確認され、その後、入院しました。
藤浪投手ら３人はいずれも軽症で今月８日までに退院し、自宅などで待機していましたが、２３日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見を開き、感染後初めて心境を語りました。
感染が判明したときの様子について藤浪投手は、「鼻がすっきり通っているのににおいがしないという違和感はあったが、熱やせきもなかったので陽性ではないと思っていた。『まさか自分が』という気持ちが大きかった。症状がなくても感染力が強いことが怖い」と驚きを語りました。
１２日間の入院中は部屋で隔離されていた藤浪投手は、「入院後は症状はなかったが医療従事者の大変さを近くで感じていた。若い人でも重症化している人がいる中、復帰できているのでとても感謝している」と述べました。
そして、今後に向けて「みなさんに多大なご迷惑をかけて反省している。しっかりプレーで恩返しできるように一生懸命がんばりたい」と意気込みを語りました。
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April 23, 2020 at 03:24PM
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感染退院 阪神の藤浪投手が会見｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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