歌手の五木ひろしが19日、東京・日本橋浜町の明治座で歌手生活60年記念のスペシャルコンサートを行った。
2部構成で行われ、1部は歌手生活“60周年”に合わせ、“60分”に及ぶ“60曲”メドレーを、MCなしのノンストップで熱唱。尾崎紀世彦さん「また逢う日まで」、松田聖子「SWEET MEMORIES」、松任谷由実「春よ、来い」、YOASOBI「アイドル」まで新旧の名曲の数々を披露した。
五木は「流行歌という言葉がございます。はやり歌。時代と共に、歌も様々に変化して参りました。しかし、(時代が)新しくなり変わっていこうと、自分自身が貫いてきた歌の道を、ただただひたすらに、これからも少しずつ頑張って歩いていきたいと思います」。
1964年に「コロムビア全国歌謡コンクール」で優勝し、歌手生活をスタート。翌65年にコロムビアレコードから「新宿駅から」(松山まさる名義)でデビューし、来年デビュー60周年を迎えるため、「来年は私の歌を60曲、聴いて頂こうと決めております」と宣言し、大きな拍手と歓声を浴びた。
2部は自身のヒットパレード。「よこはま・たそがれ」「契り」、故郷の福井をテーマにした歌手生活60周年記念曲で新曲「こしの都」など16曲を情感たっぷりに歌い上げた。
「昨日は大変な雨でしたが、今日は昨日の天気がウソのように晴れ渡り、これはもう“五木晴れ”と申します」とあいさつ。「振り返れば、いろいろなことがあった60年でございます。でも、大好きな歌の道ひとすじで歩いて来られたのは、その歌を愛して頂くたくさんのご声援によって、この舞台に立っている。とても幸せを感じております…」と喜びをかみ締めた。
「おかげさまで、多くの皆さんに出会い、支えられて、今日まで歩んでこられたこと、感謝の気持ちしかありません」と話し、感極まって声を詰まらせる場面も。「五木ひろしを応援していて良かった…と。そう思って頂ける皆さんのためにも、より一生懸命、歌の道を頑張って歩いていきたい」と誓っていた。
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