唐津海上保安部によりますと、12日午前8時すぎ、長崎県の対馬市の厳原港から壱岐市の芦辺港に向かっていた九州郵船の高速船「ヴィーナス2」が、壱岐市芦辺町の東の沖合でエンジンがかからない状態になり自力航行できなくなったということです。
高速船には乗客47人と乗員5人が乗っていて、救命胴衣を着用し、海上保安部の巡視船などの救助を待っていましたが、午前10時すぎにエンジンが復旧し、自力航行が可能になって壱岐市の芦辺港まで到着し、乗客を降ろしたということです。
海上保安部によりますと、乗客にけがなどはないということで詳しい状況を調べています。
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