『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴氏原作の4コマ漫画を実写化。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。義母と娘、そして娘の実父という3つのコードがブルースを奏でるかのように、愛すべきキャラクターたちが繰り広げる少しおかしな日常…そしてその合間にピリッとした孤独が垣間見え、笑って泣けると幅広い層から高い評価を得て、2018年7月期にシリーズがスタートし、2020年・22年正月にはスペシャル版が放送された。
2018年のシリーズ放送開始から5年半。一生懸命義母になろうとした元キャリアウーマンと、その愛を受け取った娘、そしてその家族を支えた人間たちの愛の物語がついに完結する。義母・亜希子と初対面では小学生だった娘・みゆきも時を経て、大学生に。亡き夫・良一から託され、みゆきを育ててきた亜希子も、義母として一区切りがつく頃を迎えようとしていた。小さな奇跡と大きな愛に紡がれ、約15年にわたって家族として過ごしてきた亜希子とみゆき。ファイナルとなる今作では、悲喜こもごも、共に支え合ってきた2人の新たな門出を描く。
義母・亜希子(綾瀬はるか)からの愛情を一身に受けて成長したみゆき(上白石萌歌)は、小学生時代のクラスメイトで一時は疎遠になっていた大樹(井之脇海)と高校3年のときに再会する。小学生時代はケンカの絶えなかった2人も、再会してからは次第に惹かれあう仲に。しかし、みゆきの就職活動をきっかけに2人の関係にも大きな転機が…。「大樹くんと結婚したい!」と宣言するみゆき。みゆきの結婚宣言が、亜希子、そしてベーカリー麦田を巻き込んだ大騒動に!?
さらに新たな義母が登場し、元キャリアウーマンの義母vs義母の対決に?大樹の母・博美役に松下由樹、父・由紀夫役に遠山俊也の出演が決定した。幼い頃に病気で休学を余儀なくされた大樹を心配するあまり、大樹に対してやや過保護すぎるところがある博美。大樹と結婚したいみゆきにとっては新たな義母となるのだが、博美は大樹とみゆきの結婚を猛反対していて…。みゆきの幸せを誰よりも願う亜希子、そして大樹と結婚したいみゆきにとっては大きな壁となる。
■あらすじ
ある日、宮本亜希子(綾瀬はるか)は「ベーカリー麦田」でアルバイトをしながら大学に通う娘のみゆき(上白石萌歌)が、卒業を目前にして就職活動をしていないことに気付いてしまう。「このまま麦田のアルバイトでよくない?」と言い放ち、完全に出遅れたことを反省しないみゆきに、亜希子は短期間の猛特訓&二人三脚の就職活動を開始する。
亡き夫・良一(竹野内豊)に託された一人娘を一人立ちさせたいと奮闘する亜希子の姿に、みゆきも自分の将来を真剣に考え始める。亜希子と二人三脚で就職活動を開始したみゆきだったが、そんな矢先、「結婚したい!」という衝撃の一言を放つ。みゆきの結婚宣言から宮本家に大騒動が! そこに風雲児・麦田店長(佐藤健)も巻き込まれ…天国の良一さんも!?
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