チンパンジーはその後、園内の木の上にあがっていましたが、大阪市によりますと、麻酔銃を発射して当たり、3時間余りがたった午後1時半すぎに捕獲されたということです。
この影響で動物園は来園者を外に出し、17日は臨時休園となりました。
市によりますと、チンパンジーは飼育舎の老朽化に伴うリニューアル工事のため仮の飼育舎にいたということで、動物園などが逃げ出した原因を調べています。
天王寺動物園では、16年前の2007年にもチンパンジーが逃げ出す騒ぎが起きていて、このときは、メスのチンパンジーが健康診断に来た獣医師が目を離したすきに飼育舎から逃げ出し、職員が麻酔銃を使って捕獲しています。
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