ＮＨＫ福島放送局と県内の大学に通う学生がコラボレーションし、来場者にＮＨＫの放送や情報の配信に親しみながら、福島の魅力を発見してもらう催しが福島市で開かれました。
この「ＮＨＫふくしま学祭２０２３」はＮＨＫ福島放送局と県内の大学に通う学生が共同で企画したもので、会場のＮＨＫ福島放送局と、隣の「こむこむ館」には大勢の親子連れらが集まりました。
テーマは「シン・発見」で、福島の新たな魅力を発見するステージショーや展示などを学生みずから企画しました。
このうち福島の文化や食、方言などのクイズショーではクイズをテーマにしたエンターテイメント集団「ＱｕｉｚＫｎｏｃｋ」のメンバーがゲストに招かれ、参加者たちが「わらじ祭りに使われるわらじの大きさは何メートル？」などの問題に一緒に挑戦しました。
また連続テレビ小説「ひよっこ」や、大河ドラマ「青天を衝け」の舞台セットの端材などをつかって工作するコーナーでは子どもたちが車や花束など思い思いの品を手作りしていました。
二本松市から親子で訪れた４６歳の男性は「テレビで見ているものが身近に感じられました」と話していました。
イベントを企画した「ＮＨＫ学生委員会」のメンバー貞森健太朗さんは「一生懸命準備してきたので多くの人に福島の魅力に触れて楽しんでもらえうれしいです」と話していました。
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