飯南町では、地元の人たちが育てたポピーの花が見頃を迎え、多くの家族連れでにぎわっています。
飯南町の山あいに広がる畑では、地域の活性化につなげようと、地元の人たちが毎年、花を育てていて、初夏のこの時期には、およそ60万本のポピーの花が見頃を迎えています。
11日は、多くの家族連れなどが訪れ、赤や白など畑一面に広がる色とりどりのポピーの花を楽しんでいました。
また、新型コロナウイルスの影響で、去年まで中止になっていたポピーの見頃に合わせて開催されるイベントも4年ぶりに行われ、地元の人たちが花畑の中に設けられたステージで踊りを披露していました。
このほか、近くの川では、やまめのつかみ取りも行われ、参加した子どもたちは、素早く逃げるやまめを素手で一生懸命に捕まえていました。
出雲市から訪れた30代の母親は「赤やピンク色の花がとてもきれいです。コロナが落ち着いてイベントが増え、子どもと一緒に出かける機会が増えるのはうれしいです」と話していました。
イベント実行委員会の空岡健委員長は「久しぶりの開催ですが、多くの方に来ていただくのは地域の喜びや活力になります。ポピーの花やステージイベントなど、1日楽しんで帰ってほしい」と話していました。
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