愛媛県立新居浜工業高校(新居浜市)に、文化系と体育系の部活動の両方で県代表となり、7月の大会にそれぞれ出場する〈二刀流〉の生徒がいる。
機械科3年の稲田 さん(18)。社会体育部員としては少林寺拳法で全国高校総体(インターハイ)に進出し、7月21~23日、北海道旭川市で開催される「組演武」部門に参加する。機械部員としては同26日、新居浜市での四国地区高校生溶接技術競技会に出場する。
稲田さんが少林寺拳法を始めたのは小学1年の時。中学からは週3回、3時間ずつ稽古に励み、中学1年で二段を取得した。6月3日に東温市で開かれた県高校総体の「組演武」で優勝し、インターハイではベスト8入賞を狙う。
一方、機械部の溶接班では週1回、1時間ずつ練習。同10日の県大会で個人戦3位、団体戦準優勝になった。四国大会では「どちらも優勝し、全国大会出場を目指す」と意気込む。
座右の銘は「一生懸命」だという稲田さんについて、担任の肱川大記教諭(36)は「二つのクラブを県代表レベルで頑張るケースは珍しい。ぜひ良い思い出を作って」とエールを送っている。
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