6日朝、愛知県豊橋市の海岸にクジラが打ち上げられました。
6日午前7時過ぎ、豊橋市寺沢町の表浜海岸に打ち上げられたクジラ。
「コマッコウ」という種類で、体長は約2.6メートル、重さは500キロ以上あります。
当時、釣りをしていた動画の提供者に話を聞くと…。
(動画提供者 牧野光男さん)
「最初はイルカなのかクジラなのか分からなかった。一生懸命海に帰ろうとバタバタ暴れている状態だった。側面や、おなかの辺りに傷があるみたいで出血もしていたと思う」
豊橋市自然史博物館によりますと、打ち上げられたコマッコウ2頭のうち、1頭は近くにいた人たちの手で海に戻されましたが、もう1頭は、その後死にました。
コマッコウが海岸に流れついた理由については…
(豊橋市自然史博物館 安井謙介主任学芸員)
「渥美半島の沿岸には、さまざまな種類のクジラが年間数多くあがっている。コマッコウは比較的、漂着個体数が多くて。エサを追い求めて浅瀬に迷い込んでしまい座礁してしまったのでは」
コマッコウは2021年にも愛知県田原市で打ち上げられています。
今後、解剖など調査が行われ、一部は資料として自然史博物館で保管されるということです。
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