現職と新人、6人の争いとなった奈良県知事選挙は、日本維新の会の新人の山下真氏が初めての当選を果たしました。
奈良県知事選挙の開票結果です。
▼山下真、維新・新、当選、26万6404票。
▼平木省、無所属・新、19万6729票。
▼荒井正吾、無所属・現、9万7033票。
▼尾口五三、無所属・新、1万9861票。
▼西口伸子、無所属・新、1万3034票。
▼羽多野貴至、無所属・新、6806票。
日本維新の会の新人の山下氏が自民党県連が推薦し、立憲民主党県連が支持した元総務官僚の平木氏や、現職の荒井氏らを抑え初めての当選を果たしました。
大阪以外で維新公認の知事候補が当選したのは初めてです。
山下氏は山梨県出身の54歳。
朝日新聞社の記者を経て弁護士となり、平成18年から9年間、奈良県生駒市の市長を務めました。
選挙戦で山下氏は県議選の候補者などと連動し、▼県が五條市に整備を進めている大規模防災施設など、大型事業を見直し、▼ねん出した財源で所得制限のない高校の授業料の無償化など教育・子育ての支援にあてるなどと訴えていました。
その結果、日本維新の会の支持層や無党派層に加えて、自民党や立憲民主党の支持層などからも幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。
【山下氏が喜びの声】
日本維新の会の新人、山下真氏は「『何としても奈良県の政治を変えてほしい』という声が本当に多かったと思う。山下知事になって本当に奈良県がすばらしい県になったと後世の人から評価されるよう全身全霊を尽くして知事として私の生涯を全うしたい」と述べました。
【敗れた候補者は】
現職の荒井正吾氏は、「大変残念な結果となったが、この度の戦いは当初から大変厳しい戦いだった。奈良の未来をかけた戦いだったと思うが新しい県政が豊かな奈良の未来を築いていただけるように祈るばかりだ」と述べました。
新人の平木省氏は、「県民の方々の多くの期待とサポートをいただいた。これは私にとって本当に宝物だ。今回、難しい状況ではあったが、勝ち切るつもりでやっていたので今回の結果については私の力不足、それ以上の何物でもない」と述べました。
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