大相撲の春巡業は15日、神奈川県藤沢市で行われ、小結若元春が4月上旬に右膝の靱帯再建手術を受けた弟の関脇若隆景に「リハビリで元に戻すのは大変だと思うが、彼は一生懸命に相撲と向き合える。すぐに戻ってくると思う」とエールを送った。若隆景は復帰まで最長1年の見通しで、長期離脱が決定的。
春場所で11勝を挙げた29歳の若元春は、夏場所の新関脇昇進が確実。左四つの型を磨いて台頭し、大関候補にも名乗り出ている。「弟が不在の間にずっこけないように。何とかしがみついてやりたい」と気合を入れた。
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