延岡市の離島、島野浦島の学校で30日離任式が行われ、子どもたちが島を出る先生たちを見送りました。
離任式が行われたのは義務教育学校の島野浦学園です。
島にあった小中学校が統合して去年4月にスタートした学校で、離任する7人の教職員は統合の前から子どもたちと過ごしてきました。
式では離任する平田政行校長が「ことしは島野浦学園の1年目でしたが、みなさんと一生懸命頑張ってきたことを誇りに思います」と挨拶しました。
参加した24人の子どもたちは体育館いっぱいに響き渡る声で、先生と一緒に最後の校歌を歌いました。
式のあと、フェリー乗り場には島を出る教職員を見送るため子どもたちや島民、およそ100人が集まり、花束やプレゼントを手渡して別れを惜しみました。
午前11時、色とりどりの紙テープをなびかせながらフェリーが島を離れると、子どもたちは先生たちが見えなくなるまで手を振り続けていました。
離任する教員は「地域の人もすごく優しくてとても楽しい3年間でした。少ない人数だからこそ子どもたちとも濃い時間を過ごせました」と話していました。
3年生の畦原栞さん(9)は「先生は勉強で分からないところを一生懸命教えてくれました。もっとたくさん思い出を作りたかったのでとても寂しいです」と話していました。
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