患者を支援する弁護士が公開した東京・八王子市にある滝山病院内部の映像。長い布のようなもので手首などを縛られ、ベッドに拘束される様子が確認できます。暴行の痕でしょうか。顔から血を流している患者も。
虐待を訴える患者の代理人・相原啓介弁護士:「やはり、数名の心無い職員による偶発的な虐待事件とは思えない。どちらかと言いますと、病院全体にこういうことが蔓延(まんえん)しているのではないかという疑いを私自身は強く思っているところです」
滝山病院を巡っては、すでに看護師の50代の男が暴行の疑いで逮捕され、他にも3人に対し患者を殴るなどしたとして捜査が進められています。
職員:「地震だ。…(患者の名前)地震だよ、すごい地震」
さらに消灯時間になった後、声を出していた患者に近付く職員。
職員:「うるせぇ。皆、寝てんだろ。静かにしろ」
患者側の弁護士によりますと、10人ほどから「暴行を受け、退院したい」などと相談を受けたそうです。
虐待を訴える患者の代理人・相原啓介弁護士:「明らかに身体拘束されていたことがはっきりしている人のカルテを調べても、その時には医師の指示が記されていない。当然、医師の指示があれば必ずカルテに記載することが法令上、義務付けられているので、実際は医師の指示がなかったのではないかと考えている」
弁護士らは指導・監督を行う東京都に徹底した調査を要請しました。
からの記事と詳細 ( 患者の弁護士が“内部映像”公開 八王子の精神科病院で虐待か「退院したい」[2023/02/17 18:14] - テレビ朝日 )
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