◆大相撲 ▽初場所７日目（１４日、東京・両国国技館）
東大初の力士で西序二段４５枚目の須山（木瀬）が初黒星を喫した。東序二段４６枚目の朝虎牙（高砂）に寄り切りで敗れた。左四つ右上手の形を作ると前へ出たが、攻めきれない。相手の上手を切って寄ったが、左の差し手を抜いて脇が空くともろ差しを許して万事休す。土俵下まで吹っ飛ばされた。「押していきたかったけれど組んでしまった。めっちゃ悔しい」と唇をかんだ。
１１０キロの須山との体重差は約４４キロ。敗因について「相手には重さがあったからかも。重かった」と分析した。連勝は止まり３勝１敗。残り３番に向けて「一番に集中して、あと全部勝てるように頑張ります」と切り替えた。
この日から大学入学共通テストが始まった。自身もセンター試験に３度挑戦した。受験生へのエールを問われた現役東大生は「勉強あるのみ。なるようにしかならない。一生懸命頑張ってください」とアドバイスを送っていた。
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