8日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で始まった第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)第1局は間もなく中盤戦に突入する。藤井聡太王将(20)と羽生善治九段(52)の両者は、昼食を挟んで長考の応酬を繰り広げ、ジリジリとした展開となっている。
午後3時、両対局者におやつが出た。藤井王将は「CHABATAKE(ちゃばたけ)とフレッシュジュース(イチゴ)」、羽生九段は「火の羊羹(ようかん)三種 掛川抹茶付」をそれぞれ注文した。
「CHABATAKE」は、掛川市の美しい茶畑をイメージして作られたケーキで、掛川グランドホテルとJA掛川市が共同開発した。掛川産の茶の粉末と抹茶、デコポンのジャムを使っている。
藤井王将は昨年1月に同市で開催された王将戦七番勝負でも、このケーキを注文。市民らから注文や問い合わせが相次ぐなど、大きな反響を呼んだ。【武内亮】
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