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Saturday, October 8, 2022

コルツ戦敗北の責任をとるブロンコスQBウィルソン、「俺がもっと良くならないと」 - NFL日本公式サイト

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デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンは現地6日(木)夜に開催された試合でインディアナポリス・コルツに12対9で敗れた責任を自ら負っている。

チーム公式記録によれば、ウィルソンは「とてもシンプルなことだ。結局のところは俺がもっと良くならないと。もっと良いプレーをしないといけない」と語ったという。「このチーム、このディフェンスは今夜、一生懸命にプレーしていた。ボールを動かすことができた重要で良いドライブがいくつかあった。レッドゾーンでは、そのうちのいくつかを生かせなかった。あちこちに生かせるプレーがあったのに・・・結局、インターセプトを2回も喫するなんてことはあってはいけないんだ。あり得ないことだ。今夜はチームを失望させてしまった」

ウィルソンはいずれも得点圏内でおぞましいインターセプトを喫している。1回目は第4クオーターの序盤にオープンになっていたワイドレシーバー(WR)K.J.ハムラーに向けたパスを大幅に外したときだ。その後、3点リードで試合終了まで残り2分強、敵陣13ヤード地点で第3ダウン残り4ヤードという状況で、ブロンコスはどういうわけかパスプレーをコールした。ウィルソンはWRタイリー・クリーブランドに投げることを余儀なくされ、コルツのコーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアにインターセプトされている。これにより、オーバータイムに持ち込むチャンスをコルツに与えてしまった。

ウィルソンは木曜日の試合で多くの投球に失敗してホームのファンからブーイングを浴びせられている。ウィルソンはパス39回中21回成功で274ヤード、インターセプト2回、パサーレーティング54.9をマーク。前半で一度も10ヤード以上のパスを成功させられなかったウィルソンは、最終的に14回中2回を成功させて88ヤードを獲得したが、インターセプト2回を喫している。

ブロンコスのパスオフェンスは、ウィルソンのショートパスや投球ミスが目立ち、停滞感が漂っている。5週間を通して、ウィルソンのパス成功率(59.4%)、タッチダウンパス率(2.4%)、パサーレーティング(82.8)はキャリア最低のペースで推移している。タッチダウンパス4回というのは5試合で記録したものとして自己最低記録だ。

「自分がこれからそれに対応すると分かっているのは良い点だ」と強調したウィルソンはこう続けた。「他の方法は知らない。俺は常に自分のことも、このチームのことも信じている。自分たちにできることと、自分にできることを信じている。このゲームをプレーするときに唯一分かることは、いずれは逆境を乗り越えられるということだ。逆境は選択。俺は常に、逆境は一時的なもので、困難や試練は乗り越えていくものだと理解することを選ぶつもりだ。俺たちはみんな一緒に取り組んでいる。今も一緒で、何としてもやり遂げようと集中している。それは俺から始まることで、確実にやってやろうと思っている」

ヘッドコーチ(HC)ナサニエル・ハケットは批判を浴びてきた。特に、シーズン第1週に高給取りのQBの手からボールを奪ってフィールドゴールを蹴る判断をしたことは批判されている。木曜日はウィルソンにプレーを託したものの、あと一歩のところで及ばなかった。

ウィルソンは「俺たちにとっては、悪い方向に向かうプレーとかインターセプトみたいにネガティブなプレーがあることが大きい。それは自分たちの責任だ。すべて選手である俺たちの責任だ。それは俺から始まる」と話している。「ハケットコーチのせいでもなければ、他の誰のせいでもない。彼は本当に良いプレーを何度かコールしてくれた――俺たちはそのプレーをしないと。俺はばっちりとパスを決めないといけない。何はともあれ、第1ダウンを更新できるようにならないと。今夜はもちろん、がっかりしている。あの試合には勝つべきだったと思っている。今夜は自分が失望させたと思っている。このロッカールームでは、自分たちにできることを信じている。シーズンはまだたくさん残っているし、チャンスもたくさん残っている。信念も十分にある。ディフェンスがこれだけうまくいっているんだから、オフェンスをどれだけ早く立て直せるかにかかっていると思う。それがカギを握っている。俺たちはただ戦い続け、信じ続けなきゃいけない」

木曜日にホームで行われた試合で悲惨な敗北を喫してから2勝3敗となっているブロンコスの攻撃陣は、即座にアイデンティティを確立する必要がある。ブロンコス攻撃陣の試合平均得点は15.0点であり、20点以上を獲得した試合は5回中1回だけだ。

ウィルソンは「状況を好転させるのが楽しみだ」とコメントし、次のように続けた。「好転させるのが楽しみだ。実現したときに、特別なストーリーになるはずだからね。その考えしかないから、他に考えようがない。すべての挑戦が楽しみだ。逆境も、ネガティブなことも、何もかもが楽しみだ。俺はそれをエネルギーとチャンスとして使うだけだから。実現できたらエキサイティングな時間になるだろう。ロッカールームには、毎日一生懸命に取り組んでいる素晴らしい仲間が大勢いるからだ」

【RA】

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