「僕も含め、全員が甘かったんです。仕事に対する意識の何もかもが」。北海道・知床半島沖での観光船「KAZU?(カズワン)」沈没事故の当時、運航会社「知床遊覧船」従業員だった50代の男性が10月中旬、毎日新聞の取材に応じた。男性は事故を振り返った後、痛みをこらえるように顔をゆがめた。事故は23日で発生から半年となる。【写真】作業船に引き揚げられたカズワン船体男性は2021年夏から、事務員として働いていた。事故
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