沖縄県内の新型コロナの爆発的な感染拡大を受けて、県の感染症対策の心臓部とも言える県庁の対策本部などでは、入院の調整や自宅療養者の健康観察など、対応に追われています。
沖縄県庁4階の講堂にある新型コロナの対策本部では、県職員や医師、看護師などおよそ180人が昼夜、業務にあたっていて、29日は報道陣に公開されました。
このうち、感染者の入院を調整する班では、医療機関や感染者などからの連絡が相次いでいて、対応に追われていました。
医療機関の受け入れ状況などを示す大きなモニターには、「新たに受け入れ可能な人数」がゼロを示す赤色になっている病院がほとんどで、医療体制がひっ迫している様子が浮き彫りになっています。
また、地下1階に設けられた自宅療養者の健康観察を行っている部署では、およそ140人が対応にあたっていますが、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人などに電話をかけるなど慌ただしくしていました。
県感染症総務課の城間敦課長は「連日、夜までかかって健康管理を行うなど、大変厳しい状況ではあるが、県民の健康と生命を守るために一生懸命、対応させていただいている。いつどこで感染するかわからないという気持ちで、一人ひとりが感染対策にしっかり取り組んでほしい」と話していました。
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