行方不明の女の子のものと特徴が一致する運動靴などが見つかった山梨県道志村の山中の沢では６日も警察による捜索が行われました。
先月２３日、山梨県道志村の山中の沢で、人の頭の骨の一部が発見され、その後の捜索で、先月２８日と２９日に運動靴と靴下１枚が、４日は、肩甲骨とみられる人の骨の様なものと長袖の黒っぽいハイネックの服が見つかりました。
警察によりますと、運動靴と４日見つかった服は、３年前、近くのキャンプ場で行方不明になった、当時、小学１年生で、千葉県成田市の小倉美咲さんが身につけていたものと、色や形など、特徴が一致しているということです。
警察は６日も午前９時ごろから、およそ４０人の態勢で靴などが見つかった沢の周辺で捜索を行いました。
捜査関係者によりますとこれまでに、運動靴や服などは急な斜面にある水がかれた沢の半径１０メートルほどの範囲内で見つかったということです。
また、一部や大半が沢に積もった落ち葉や腐葉土に覆われるなどしていましたが、人為的に埋められたようなあとは無かったということです。
沢は大雨が降ると両側の斜面から水が集まる地形になっていて、警察は上流から流されるなどしたあと見つかった場所の周辺に一定の期間とどまっていた可能性もあるとみています。
警察はこれまでに見つかった骨などの鑑定を進めるとともに、引き続き周辺の捜索を進めることにしています。
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