昨季の途中からクローザーを務める横浜DeNAベイスターズの三嶋一輝は、抑えた試合よりも、打たれた試合の方が、記憶に残っているという。7月12日の阪神戦(甲子園)で3点差を守れず、喫したサヨナラ負けは忘れられない。
「やってしまった、という思いが、今までの比ではなくて。どうしたらいいか、分からなかった」
試合後に三浦大輔監督から呼ばれ、木塚敦志投手コーチには自ら電話をかけた。図らずも、2人から同じことを告げられた。
「ここから立ち上がらないといけない。心が折れたら、終わりだぞ」
翌日には、「体を休めて、次の日に投げられる準備をしてくれ」と言われた。チームが9連戦中で、登板機会が増えていたことも考慮され、ベンチ入りのメンバーから外れた。「一生懸命、休みました」と三嶋。宿舎で試合を見ていると、感じたことがあった。
中継では、しきりに「今日は…
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