アフガニスタン在留邦人で唯一、自衛隊機で退避した安井浩美・共同通信カブール通信員が、治安が悪化する中での緊迫した退避の状況や、移住して20年に及ぶ現地への思いを手記につづった。
パキスタンの首都イスラマバードに向かう自衛隊のC130輸送機内で、私はスマートフォンでゲームをしていた。何でもいいから、とにかく気を紛らわせたかった。8月27日、移住して20年になるアフガニスタンを後にした。
イスラム主義組織タリバンは15日、首都カブールを制圧した。この街を離れたいとは思わなかったが、タリバンの動向は読めない。アフガン人の夫と話し合い、民間機での一時退避も考えた。しかし空港には出国希望者が殺到し、商用便は全て欠航に。日本政府が23日、自衛隊機の派遣を発表したが、心の整理がつかなかった。
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