加藤官房長官は26日の記者会見で、インドでの感染爆発につながっている変異した新型コロナウイルスが、日本国内でこれまでに21件確認されたと発表した。
このうち20件は空港での検疫で見つかっており、加藤氏は「各国や世界保健機関(WHO)と連携を図って情報収集を行い、水際対策と監視体制の強化を徹底したい」と述べた。
東京都は、都内の医療機関に入院していた80歳代女性がインド型の変異ウイルスに感染していたと明らかにした。渡航歴などは判明していないが、女性は4月14日に退院したという。
このウイルスにはワクチンや免疫の効果を下げる恐れのある二つの重要な変異が重なっている。いずれも人の細胞に結合する突起部分の変異で、東京大などの研究によると、二つのうち「L452R」と呼ばれる変異は6割の日本人にとって免疫が働きにくくなる可能性があるという。
からの記事と詳細 ( 都内の女性が「インド型変異ウイルス」感染、官房長官「国内で21件確認」 - 読売新聞 )
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