公明党の遠山清彦元財務副大臣は1日、緊急事態宣言発令中の東京都内で深夜近くまで飲食店を訪れていたことなどの責任を取り、議員辞職する意向を固めた。自身の資金管理団体から不適切な支出があったこともその後判明し、全国の公明支持者から議員辞職を求める声が相次いでいた。
遠山氏は、1月22日午後11時過ぎまで銀座のクラブで知人と会っていたことが同26日に発覚。3日後の29日には、自身の資金管理団体からスナックやキャバクラへの不適切な支出があったことが判明した。
同日、幹事長代理の役職を辞任したが、その後も党本部や関係者の事務所に「潔く議員辞職すべきだ」「選挙で応援できない」といった苦情の電話が殺到していた。
遠山氏は衆院比例九州選出。次期衆院選では神奈川6区から出馬することが決まっていたが、公明は同区への遠山氏擁立を見送る方向で調整に入った。
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