10日(木)午後は本州の日本海側で雨や雪、沖縄で雨の降りやすい状態が続くが、東海から西の太平洋側は晴れる所が多くなりそうだ。最高気温は東海から西日本にかけて15℃を超え、九州南部は20℃近くまで上がる見込み。週末にかけても全国的に気温が高めとなるが、来週の前半は一転して真冬並みの寒さとなる予想だ。この先、気温変化が大きくなるため、服装や体調管理を心がけたい。
強い冬型 大雪のおそれ
週末にかけてもこの時季としては気温が高めとなるが、来週の前半は寒気が流れ込むため全国的に真冬並みの寒さとなる見込み。風があるため、体感的には実際の数字よりも低い場合があることも考慮に入れたい。なお、14日(月)の最高気温は早い時間に観測され、日中は日本海側を中心に気温の下がり続ける所が多くなりそうだ。 予想最高気温 14日(月)札幌-1℃ 新潟7℃ 東京14℃ 大阪11℃ 福岡10℃ 15日(火)札幌-3℃ 新潟3℃ 東京10℃ 大阪9℃ 福岡7℃ 16日(水)札幌-2℃ 新潟3℃ 東京10℃ 大阪8℃ 福岡9℃
また、来週の前半は低気圧の発達や強い冬型の気圧配置の影響で、北・東日本の日本海側を中心に荒れた天気となり、17日(木)ごろにかけて山沿いを中心に大雪のおそれがある。各種交通機関への影響が予想されるため、今後発表される気象情報に対して注意が必要となる。なお、15日(火)から16日(水)にかけては、西日本の太平洋側でも雪の降る所がありそうだ。 (気象予報士・高橋和也)
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