アメリカ大統領選挙を現地取材したジャーナリストの立岩陽一郎氏は、日本メディアの大統領選やコロナにおける「偏向報道」を見て、困難な時代が続く可能性が高い今こそ、真偽を見極める「ファクトチェック」の技術が重要だと語る。
虚偽の情報にまどわされたり、拡散させたりすることなく、コロナ社会を生きぬくための「ファクトチェック」とはーー。
8900万人が共有する「虚偽情報」
<ジョージア州の再集計はお笑いだ>
日本時間の11月19日、アメリカのドナルド・トランプ大統領はこんなツイートを発信した。続けざま、こうもツイートする。
<州は集計所に共和党の監視団を入れなかった>
11月3日に行われた大統領選挙において、トランプ大統領が報じられている結果を受けいれない、つまり敗北を認めない態度を表明し続けていることは、もはや世界の人々が知るところとなっている。このツイートもそのひとつで、接戦の末に自身が敗れたジョージア州について批判したものだ。
この「集計所に共和党の監視団を入れなかった」の発言は、トランプ陣営及びトランプ大統領を支持する人々から何度も出ている指摘だ。しかし、こう指摘する具体的根拠については、いまだ示されておらず、むしろ否定する証言の方が多い。
ジョージア州自体も、それを否定している。ちなみにジョージア州の知事は共和党だ。
トランプ大統領のツイートのフォロワー数は11月19日現在で約8900万人。一国のリーダーの発言であるから影響力が強いのは当然だが、このフォロワー数が、あきらかに虚偽、不正確な情報であっても世論を誘導してしまう。
かく言う私もフォロワーなので、もちろん8900万人のすべてがトランプ支持者というわけではない。それでも根拠なき情報が多くの個人に届くわけだ。
「大変な時代に突入してしまった……」
今回の大統領選挙を現地で取材した私は、彼の地でそう感じざるを得なかった。
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