小松市の河川環境保護団体「おおかわの会」が十日、ヤマメの発眼卵を市内の松東みどり学園、中海小、東陵小の三小学校に配った。児童たちは三月まで校内の水槽でヤマメを育てる。(坂麻有)
発眼卵は直径約五ミリで、黄みがかっている。加賀市の県内水面水産センターで十一月に採卵した。各校に三百〜四百個を配った。
松東みどり学園には、西田俊一会長(75)ら四人が訪問。ヤマメを飼育する三年生の教室を訪れ、西田会長が「飼育日誌を毎日書いて、大切に育てて」と呼び掛けた。
ヤマメの卵を観察した橋場琉生(りゅうせい)君(8つ)は「卵は思っていた色と違った。大きくなるよう一生懸命育てたい」と話していた。
会は二〇一三年度から、命の大切さや河川環境について考えてもらおうと、梯川(かけはしがわ)沿いの三小学校の児童にヤマメなどの卵を配っている。発眼卵は一週間ほどでふ化し、育てた稚魚は三月中旬ごろ、梯川に放流する予定。
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