第4回の放送では"荘歌"で一致団結した「サクセス荘」の住人たち! 未来の成功(サクセス)を夢見る住人たちが住む「サクセス荘」での日常を描く木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘 2」(毎週木曜深夜1時放送)は、2.5次元舞台などで活躍する俳優たちが再集結し、リハーサルは1回だけ、本番一発勝負でお届けしています。
キャスト陣の中から、今回は南極料理人を目指すユッキーを演じる髙木俊さんにインタビュー。楽屋で最年長の髙木さんをイジってくる共演者とは!? 髙木さんが、ステイホーム中に料理したユッキーも驚きのあるものとは!? 貴重なお話をうかがいました!
撮影:髙木俊
──昨年7月クールで放送した「サクセス荘」から1年! 2期が始まると聴いたときの思いは?
「1期のときから、"夢がかなったら出ていく"という設定はありつつも、ずっと続けられそうなストーリーだなとは思っていました。"ホントにまたやれるんだ"と素直にうれしかったです。
それと同時に、台本を大量に覚えなきゃいけないから大変だなという気持ちもありましたね(笑)。一発撮りなので、台本を完全に頭に入れないといけないですし、舞台と並行して撮影が入ってくると覚えないといけないセリフの分量がすごくなってしまって......。あの恐怖がまた始まるんだ、という気持ちはありました(笑)」
──やはり、みなさんそういう怖さもあるんですね(笑)。2期の台本を開いたときは、いかがでしたか?
「1期より分厚いなと(笑)。ページ数が倍ぐらいに増えてて。これ30分に収まるのかなっていうぐらいの分量でしたが、テンポよく会話していくから、こうなったみたいで。脚本家さんも欲張ってきたなと思いました(笑)」
──ユッキーのキャラクターに、何か変化は?
「2期からイタリア料理屋さんで働くようになりました。そして立ち位置も少し変わりましたね。撮影が始まる前の取材では、『攻めていきますよ』と言わせてもらっていたんですけど、実際収録してみると、攻めるというよりむしろみんなのフォローに入っているようなシーンが多くなっていて。最年長ということもあるんでしょうけど、みんなのバランスを取るようなポジションになっていました。
1期は、ユッキーはトラブルメーカーのイメージでしたが、2期は大人になっていて。"俺、まともじゃない?"って思ってしまいました(笑)」
──そういうポジションになったことで、ちょっと寂しさもあったりしますか?
「周りのキャラクターが全体的に濃くなっているので、引いていたほうがオイシイっていうところもあって。こっちもアリか、と思いました(笑)。
基本的にゴーちゃん(和田雅成)がみんなにツッコんでいく役回りなので、僕はそこに乗っかって、一緒に周りをイジっていくような感じ。周りのみんなも遊びやすくなっているんじゃないかなと思っています」
──髙木さんご自身はイジり役、イジられ役どっちなんですか?
「仕事の現場ではどっちもやるんですけど、プライベートでは物静かなんですよ(笑)。自分から騒ぐことはしないし、お酒も飲まないし。ホントは大人なんです、僕。だから、キャラクターがこっちに寄ってきてくれたようなところはありますね」
──「サクセス荘」の楽屋でも髙木さんはけっこう静かにされているほう?
「周りがみんな若いのでこっちからは入りづらいんですけど、(高橋)健介はいつも隣にいて、よくイジってきますね。俺のほうがだいぶ先輩なんですけど(笑)。もちろん、愛あるイジリなんですけどね。僕、オフってるときは人の話を聞いていなかったりするので、輪に入れてくれてありがたいです」
──楽屋も楽しそうですね(笑)。では、リハーサルの時の皆さんの様子はいかがですか?
「1期から出ているメンバーはさすがに慣れていて、そんなに緊張している感じはないんですけど、新メンバーのspiくんや(小西)詠斗くんはまだ緊張していますね。僕らは、基本的にリハのときも台本を持たないんですけど、spiくんだけはずっと持っているんですよ。ゴーちゃんとかと比べて、そんなにセリフ量ないのに(笑)。僕らも1期のときはそうだったので、通ってきた道だなという感じはありますけど(笑)」
──ほかに、個人的に気になる人などはいらっしゃいますか?
「1期からそうでしたけど、荒牧(慶彦)くんはやっぱりめちゃめちゃ素笑いしてますね」
──確かに、1期では荒牧さんが素で笑っていらっしゃる姿がオンエアでもちょくちょく映っていましたね(笑)
「あいつだけ、キャラじゃなくて、ずっと"荒牧"なんですよ。一番あの人が楽しんでるんじゃないかなっていう(笑)。今回もそれは変わらず、堂々と大爆笑しているのでぜひ注目してください」
髙木俊流の"サクセスへの道"は?
──ご自身は、2期の収録、どんな感触ですか?
「1期より緊張しなくなったので、伸び伸びといろんなことを拾えたり、ツッコんだりできるようになりました。髙木俊としては、"自分、成長出来ているな"と感じられてうれしかったです」
──緊張しないで臨めるようになったのはなぜ?
「前回を経て取り組み方がわかったんでしょうね。台本をきっちり覚えるというよりは、全員の流れを頭に入れておけば、もうユッキーとして言葉が勝手に出てくるんです。だから台本通りにセリフを言っていなかったりもするんですよね。そういう意味では、自分の中にユッキーというキャラクターを落とし込めているんだなと思います」
撮影:髙木俊
──サクセス荘には、サクセスを夢見る若者が集まっていますが、髙木さんにとっての"サクセス"とは?
「難しいですね......。僕自身、目標を持って夢に向かって進んでいくというタイプではないんです。とりあえず与えられた目の前のものを一生懸命頑張るというスタイルでやってきていて。今やっている仕事が楽しいので、続けていきたいとは思うんですけど、"こうなりたい"という野心はあまりない。
現場現場で一生懸命やったものが評価されて、仕事が増えていって、世界が広がって......という感じでここまで来たんですよね。とにかく、与えられたものにその時その時で一生懸命取り組むことが、サクセスに繋がるんじゃないかと思っています」
──プライベートでも、あまり計画を立てないほうですか?
「確かに、そうかもしれない。その場その場を楽しみたいので、ひとりでどこかに行くときなんか特にそうですね。決まった最短のルートで行くことはあまりなくて、つい裏道が気になって、"ここ何の道だろう?"って遠回りしてしまう。そういうふうに、その場その場で新たな発見があるような行動をあえてとっていますね」
──決めないことによって思いもかけないものに出会えるんですね。
「そうですね。今、事務所に入らずフリーでやっているので、仕事面でもそういうところがあります。怖くもありますけど(笑)、自由で楽しいです」
伊勢海老もさばく! ユッキー以上の料理人!?
撮影:髙木俊
──ステイホーム中は、どんなことをされていましたか?
「外出できないなりにどういうことをしようかと考えて、動画の配信を始めました。最初は自分の家から配信するとプライベートが見られてしまうかなとか考えたんですけど、さらけだしてもいいかなと思って(笑)。料理の動画などを配信していました。お客さんの前に出ることができなくなっていたので、リアルタイムで反応いただけてうれしかったですし、そういうことができる環境がありがたかったです」
──私たち見る側からしても皆さんを身近に感じられた期間でした。
「多分こういう事態って生きていく上でほとんどないと思うんです。つらい時期でもあるけど、レアなものを見られたりもしましたよね。野球も無観客でやって、いつもは聞けないような、球を打った音が聞けるとか。それって今の時期だけだと思うので、この時期出来ることはやったほうがいいんだなっていうのはすごく感じていました」
──本当にそう思います。料理人のユッキーのようにお料理をされていたということですが、腕前はかなり上がりましたか?
「けっこういろんなメニューに挑戦しました。ご当地のおいしいものを取り寄せて......伊勢海老をさばいたりもして。料理の腕が上がりましたし、ある意味ユッキーの役作り的なことができたんじゃないかなと思います」
1期よりさらにユッキーというキャラクターとシンクロしている印象の髙木さん。「サクセス荘」でその料理の腕を披露する機会は果たしてやってくるのでしょうか!? また、大人になったというユッキーの、一歩引いた立ち位置も見どころのひとつ。住人たちの関係性の変化を1期と見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
【プロフィール】
髙木俊(たかぎ・しゅん)
1981年3月17日生まれ。石川県出身、2歳までアメリカ合衆国のシカゴで育つ。アニメ「Angel Beats!」野田役、「天体戦士サンレッド」サンレッド役など声優、ミュージカル「テニスの王子様」、ミュージカル「黒執事」など俳優として活躍。また、「サクセス荘 2」のナレーションを務める宮野真守とのユニット「SMILY☆SPIKY」で、ラジオ「なまはこっうぇ!」も放送中。現在上演中のミュージカル「憂国のモリアーティ」Op.2 -大英帝国の醜聞-<【東京】天王洲 銀河劇場 2020年7月31日(金)~8月10日(月・祝)/【京都】京都劇場 2020年8月14日(金)~16日(日)>に出演。
Twitter:@shunly317
(取材・文/高瀬順)
スタイリング:本多由佳(M)
メイク:有村美咲
今夜8月6日(木)深夜1時放送の木ドラ25「テレビ演劇 サクセス荘 2」は、第5回「コンビでサクセス!」。
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには"ひと旗あげたい"と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった。
住人の中からゴーちゃん(和田雅成)とコンビを組む相方を探すべく決定戦が始まる。順番にショートコントを披露していくがなかなか決まらない。そこでアンテナ(有澤樟太郎)とヒッピ(寺山武志)が考案したサクセス荘ゲームで決めようとなり......
毎週地上波放送終了後、動画配信サービス『ひかりTV』にて本編+反省会を配信中。
【ひかりTV】
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August 06, 2020 at 05:09PM
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「与えられたものにその時その時で一生懸命取り組むことが、サクセスに繋がるんじゃないかな」髙木俊インタ... - テレビ東京
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