今年は初のオンライン開催ということもあり、招待状のキービジュアルにはWWDC 2020の事前情報をアナウンスするアップルのスペシャルイベントの情報ページや、真っ暗な部屋で揃ってMacBookの画面をのぞき込むキャラクターたちが描かれている。
開催31回目を迎えたWWDCは、すべてのプログラムがオンラインで公開され、Apple Developerアプリ、またはApple Developerサイトなどで無料視聴できるようになる。今年の発表内容はAppleの開発者コミュニティを超え、広く一般にもオンタイムで伝播することになりそうだ。
基調講演では、iOS 14/iPadOS 14の新しい機能とUXが発表される可能性が高い。ARKitに関連するアップデートもアナウンスされるのだろうか。
昨年開催のWWDC19では、オンラインゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」や、Appleオリジナルのコンテンツを揃える動画配信「Apple TV+」が発表された。各サービスは昨年秋に日本でも始まり、以降続々とコンテンツが追加されている。今年はそれぞれのサービスに絡む、新たなハードウェアやサービスの発表にも期待したい。
アップルのハードウェアに関連するうわさについては、Mac関連のものがいくつか聞こえてきている。
現在のMacBookシリーズが搭載するインテルCPUの代わりに、アップルがARMアーキテクチャーをベースに、自社で設計・開発したSoCを搭載したMacを、WWDCで発表するのではないかいう見方が強くなっている。
消費電力効率に優れたARMベースのプロセッサーに変更されることで、MacBookのスタミナ性能がさらに強化されたら、セルラー通信機能を内蔵したMacBookの誕生も有り得るのではないか。
オーディオに関連する発表では、アップル初のアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載するヘッドホンや、AirPodsの最新モデル、スポーツタイプのワイヤレスイヤホンなどが開発されているのではないかといううわさが絶えない。
またApple Watchの睡眠サイクル計測対応など、ハードウェアを足がかりにした新サービスの展開にも広がりが見えることを期待したい。
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June 16, 2020 at 10:01AM
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アップル「WWDC」オンライン開催迫る。iOS 14に新ハード、気になる今年のトピックは? - PHILE WEB
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