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Tuesday, December 24, 2019

落ちるのは日常茶飯事? Webサービスの“死因”と対処策とは - @IT

本番環境で起こってしまうWebサービスやサーバのトラブルは機会損失や信頼失墜に直結するため、開発者や運用管理者は日頃から備えておく必要がある。だが、備える際のポイントはどこにあるのか。オミカレでCTOを務める曽根壮大氏が、Webサービスやサーバの停止を「死」と捉え、“突然の死”にどう対策していけばいいのか講演した。

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 鳴りやまない電話、天を仰ぐ上司、黙々と戦うエンジニア、そして5秒おきに「いつ直るんだ?」と聞いてくる偉い人――こんな「悪夢」、皆さんは経験したことがあるだろうか。2019年12月1日に開催された「PHPカンファレンス 2019」の講演「Webサービスのトラブルの現場〜Webサービスの今と昔」では、ある日突然発生するさまざまなトラブルはなぜ起こるのか、そしてどう備えるべきかを、@soudai氏(オミカレ副社長、CTO《最高技術責任者》の曽根壮大氏)が経験を踏まえて紹介した。

「Webサーバはn度死ぬ」――主な4つの死因とは

株式会社オミカレ 副社長 CTO 曽根壮大氏 株式会社オミカレ 副社長 CTO 曽根壮大氏

 エンジニアならば誰だってWebサービスのトラブルは経験したくないものだ。だが残念ながら、トラブルは発生する。それも突然に、だ。サーバの負荷が急に跳ね上がったり、コネクションがあふれたりといったトラブルが、ホスティング環境の時代からクラウド全盛の現在までも変わらずに発生してきたとsoudai氏は説明した。

 そして「Webサーバは突然死にます。日常茶飯事です」と述べた上で、主な4つの死亡原因(死因)を挙げ、それぞれの症例と対処策を説明した。

 1つ目はアプリケーションのバグによる死だ。「死因として、これが最も多い。だからテストをしましょう。テストは、デプロイしたときにサーバが動かなくて死ぬという事態からアプリケーションを守ってくれる」とsoudai氏は述べ、「PHP Unit」などを使った単体テストや、E2E(エンドツーエンド)のテストなどを実施するよう呼び掛けた。

 2つ目はハードウェア障害による死だ。「アプリケーション側のコードを書いている際、ハードウェア障害はあまり意識しません。しかし電源周りやNIC(ネットワークアダプター)、HDDといったハードウェアは意外とさっくり壊れてしまう。だから冗長化が大切」と同氏は述べた。「クラウドを活用する際、インスタンスを1台立てて簡単にWebサービスを立ち上げられるが、障害時に備えて、もう1台立ち上がるようにしておくべきだ」とし、できれば3台構成が理想だとした。

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